オールドルーキー

40代でアキレス腱断裂からサブ4を達成するまでの記録

アキレス腱断裂から3日目 病院と治療方法を選ぶときに気をつけたいこと

アキレス腱切ってから丸二日。湿布だけして、固定もせずウロウロとガニ股歩きしていることがだんだん不安になってきました。 こんなに放置しておいて、ちゃんと完治するのか?

今日で正月三が日が終わり、明日から病院が通常営業。元旦にアキレス腱を切り、三が日も検査や治療をしてくれる病院を探しましたが、どこも応急処置だけで、通常営業日に改めて検査して治療する、とのことでした。

数日放置することのがどれぐらいヤバいことかわかりませんでしたが、アキレス腱断裂後、手術を選択しても病院の都合で何日も待たされることもあるようで、足を引きずりながら何回も病院に通うより、通院する病院と治療法をしっかり調べて、三が日明けに行ってみようと腹を据えることにしました。

アキレス腱断裂した場合、救急車で病院に搬送されて応急処置。その後、整形外科などの病院に行き、検査~治療開始、となることが多いと思います。そのため、病院選びや治療方法は選択する余地がない、もしくは限られた時間の中で選択せざるを得ない場合が多いと思います。

私の場合、元旦にアキレス腱を切ったため、通常の検査や治療が可能な病院に行けるまで、幸か不幸か丸2日以上ありました。その時間を使って、自宅から通える病院や治療方法を調べまくりました。

アキレス腱断裂の治療法

治療法は手術してアキレス腱を繋ぎ合わせる「手術療法」とギプスで固定してアキレス腱が自然に繋がるのを待つ「保存療法」があります。

「手術療法」では一般に4~5日程度の入院が必要ですが「保存療法」より完治まで2週間ほど早い回復が見込めることがメリット。

「保存療法」は足首を伸ばした状態のままギプスで固定して、腱を自然に繋げる治療法。アキレス腱が切れた足を固め、松葉杖で2か月ほど過ごすため、リハビリがタイヘンなようですが、入院の必要がなく、手術しないのでキズも残りません。

アキレス腱断裂治療にかかる費用

「手術療法」の場合、検査~手術~入院で高額医療費申請して実費で6〜7万円ぐらいが相場のようです。あとはリハビリ中に着ける装具。これが保険補助適用して、実費が2〜3万円。あとはリハビリ通院代が1〜2万円。

合計で実費が8〜12万円程度。

「保存療法」の場合、通院が1~2万円。リハビリ中の装具は手術療法と同じく実費で2~3万円。リハビリ通院代が1~2万円。

合計で実費が4~7万円といったところ。

これに民間の保険に加入している方は、ご契約内容に応じて保険が適用されます。

入院日数や通院回数、リハビリ期間に応じて費用は変わってきますので、通院する病院に事前に聞いておくことをお勧めします。

私が選択した治療法

どちらの治療法にしようか、私なりに考えてみたのですが、

  • なかなかの社畜なので、手術療法で入院→会社を連続休暇→厳しい
  • 保存療法の松葉杖生活とリハビリはツラそう

と「手術療法」も「保存療法」も、一長一短で決めきれず。

ネットで検索していると「歩行療法」なる第3の治療法が見つかりました。

「歩行療法」の特徴は

  • 手術なし、松葉杖なしで、治療した日から歩くことができる
  • 1か月ほどでギプスを外してリハビリを開始
  • 手術療法と同じぐらいの完治期間と再断裂率

ということで、会社を休まずに松葉杖も不要という点に惹かれた「歩行療法」ですが、なんといっても情報が少ない。周りに経験者がいるわけでもなく、頼れるのはネットの情報のみ。信じていいのか。またランニングできるようになるのか。

とりあえず、LINEで問合せができるようだったので、正月三が日の最終日、3日(木)の夜9時ごろ、様子を伺ってみると

「明日の朝8時から診察できますよ。」

「治療を受けるかどうかは、先生とお話ししてから決めていただいて構いません。」

とのこと。

そして、決め手になったのは歩き方。治療直後の歩き方を動画で見てみると、私がこの数日、足を固定しないで歩いていた歩き方とそっくり。アキレス腱が切れた方の足をガニ股にして、つま先に荷重せず、カカトに重心を置く歩き方でした。

自分が自然とやっていた歩き方を推奨する治療法、この方法でいけるんじゃないかと思い、お願いすることにしました。

私が通院することになったのは、

http://achilles.life/

という治療院です。アキレス腱断裂から3日、ようやく治療開始です。