アキレス腱断裂から8週間 歩行療法のギプスを外すと治ってきてる感がすごい
元旦にアキレス腱を断裂して約2か月。8週間が経過しました。
6週間経過した時点でギプスを完全に外して生活していたので、それから2週間、どんな感じで過ごしていたのか、書いておきたいと思います。
ギプスが外れてよかったところ
片足ガニ股歩きから解放されて、徐々に普通の歩き方に近づいてきました。通勤で毎日9,000歩ほど歩いていると、毎日「昨日より違和感が少ないな」と感じられるほど、一日ごとによくなってきている感じがします。
再度つながったアキレス腱は固くなっていますが、それが歩くことによって少しずつ柔らかく伸び縮みできる状態になってきているんだと思います。8週間が経った時点で、ほぼ普通に歩くことができるようになりました。
このころ、やっとトンプソンテストという、うつ伏せに寝て、膝を曲げて、ふくらはぎを掴むと足首から下がピクッと動く反応がすこーしだけ出始めました。
歩くこと以外には、ふくらはぎの筋力回復のため、カーフレイズというかかと上げ(つま先立ち)の筋トレをやっています。歯磨きのとき、会社でプリンタ出力待ちのとき、一人でエレベータ乗ったとき、レンジでチンしてるとき、など、スキマ時間を使ってます。
このカーフレイズはちょっとしたことで負荷を変えることができます。
まず、真上に上げるより、壁の前に立って、壁に手をついてやや斜め前(壁の方)に上げる感じでやるとラクに上がります。
また、ケガしていない足の方に斜め前に上げるとケガした方の足への負荷が軽くなり、ケガした足の方に荷重するほどキツくなります。
リハビリなので、最初は負荷を軽めにして、だんだんと負荷がかかるやり方に取り組んでいます。
あとは、マッサージ。朝起きたときは一番ツッパリ感があるので、アキレス腱からふくらはぎをグイグイもんでいます。昼休みやお風呂でもグイグイ。ずっと座っていると切れたところのちょっと上が固くなっているので、これをほぐす感じでグイグイ。
意外なところで危ない思いを
リハビリも兼ねて、帰宅時は一駅隣りまで歩いたりしています。あと、うれしいのはポケモンGo復活。やっと復活。1月から2月上旬のイベントにはほとんど参加できず、モチベーションもダダ下がりでしたが、ポケモンGoはリハビリウォーキングにもってこいです。
ギプスを外して2週間、日常生活で困ることがほとんどなくなりました。が、意外と怖いのが上り階段。ギプスしてると上りより下りが歩きにくかったのですが、ギプスを外すと上り階段のほうが怖くなりました。
ツッパリ感はまだあるけど、歩くことはほぼ普通になってきたので、その普通の感覚で階段を上がろうとして痛い目にあいました。
ケガしていない場合、階段を登るときはつま先だけ階段に接地して上がっていくことが多いと思います。
その感覚でつま先だけ階段に接地した状態で登ろうとすると、全く力が入りません。そのまま上ってたらアキレス腱が伸びて危なかったです。上り階段は必ずカカトまで、足裏全体を接地した状態で登らないと危ないです。
完全復活の道はまだまだ
ギプスをしていた1か月間とは比べ物にならないほど、生活はラクになりました。しかし、ケガした足でつま先立ちやジャンプ、ジョギングはまだまだできません。足首まわりの腫れ(むくみ?)はまだ続いています。どこまで治るのかなぁと不安がないわけではないですが、またマラソン大会に出場できるようにリハビリがんばります。
アキレス腱断裂から6週間 歩行療法で完全にギプスなし生活が始まりました
4週目から6週間目まで
アキレス腱断裂から4週間が経ったころ、ギプスを半分外したのですが、自宅ではギプスを全部外して生活していました。
ギプスを外してしまえば、マッサージもできるしリハビリの運動もできるので、休日にちょっと歩いて買い物に行くもギプスを外して外出していました。
ただ、ギプスなしで電車に乗るのは、まだちょっと怖かったので、通勤はギプスアピールして優先席を譲っていただいてました。
今日で6週間が経ちました
ギプスするのも面倒になってきたころ1時間ぐらいなら休憩なしで散歩もできるようになったので、いよいよ会社にギプスなしで行ってみました。ここまでくるのに6週間。あぁ長かった。
まだ、歩き方はぎこちなく、ひょこひょこする感じですが、ギプスつけてガニ股歩きしていた1か月間のことを考えると、やっとここまできたと。
自宅でギプスをとってから、長めのタオルを足の裏に通して、両端を手で持ち、足首を伸ばすリハビリ運動を開始しました。
リハビリを始めたころ(断裂から4週目)は、ふくらはぎに全然力が入った感じがしませんでしたが、2週間ぐらい続けると(断裂から6週目)足首を伸ばしたときにふくらはぎの形がわかるようになってきました。あとは、会社帰りは隣りの駅までウォーキングを開始。歩けることがうれしいのですが、ここで転んだりすると大変なので、ゆっくり休まず続けていきたいと思います。
アキレス腱断裂から4週間 歩行療法のギプスが半分外れてかなりラクに歩けるように
8,925歩
過去最高にやらかしました
1月4日に初めてギプスしてもらってから、4度目の通院。アキレス腱が切れてからちょうど1か月が経ちました。順調であれば、足の前後で挟むように固定していたギプスの前部分がとれるとのこと。
いつものように片足ガニ股歩きで駅から病院に向かう途中、ケガした足を道路のでっぱりに引っかけてつまづきそうになってしまいました。
反射的にケガした足のつま先に荷重してしまい、
「痛いっ!」
この1か月で最高にやらかした感。再断裂したかと思いながら、おそるおそる病院に向かいました。
本当にケガした方の足はしっかり上げて歩かないとダメですね。この時は「間に合わないかも」とちょっと焦ってたときでした。焦ったり、疲れたりすると足がだんだん上がらなくなるので要注意です。
4度目の治療
病院でギプスを取って診察。いつも通りの治療ですが気持ちいい。温かいタオルでマッサージしていただきアキレス腱の様子を見ていただきました。
「これならギプスを半分外しても大丈夫ですよ。」と、すね側のギプス(シーネ)を外し、ふくらはぎ側のシーネは短くカットしていただきました。
すね側のギプスがなくなったことで、ガニ股度が浅くなり、今までよりつま先を前に向けて歩けるようになりました。
先生曰く「ケガしていない方の足を前に出すように歩くことで、ケガした方の足の母指球(親指の付け根)に体重を感じながら歩いてください。」とのこと。逆足を前に出すことで、ケガした足のアキレス腱が少し伸びる感じがします。この歩き方でガチガチに固まったアキレス腱を少しずつ伸ばしていくリハビリになっている、のかな。
この歩き方がラク。ガニ股歩行では逆足に負担がかかっていたのですが、つま先が前に向くにつれて逆足への負担が減り、まだ完全ではないですが通常の歩行に少し近づきました。逆足が疲れないので、今までより長い時間歩き続けられるようになります。
さっそくギプスを外す
「自宅ではギプスを外してて大丈夫です。外したままお風呂も入っていいですよ。湯舟でゆっくりマッサージしてください。」
先生の許可が出たので、帰宅後すぐにギプスを外してお風呂へ。ケガした足のひざから下は今年初風呂。気持ちいいいいい。
今まではひざから下がギプスで覆われて自分で外すこともできませんでしたが、これからはギプスを外して風呂でマッサージもでき、リハビリも開始ということで一歩前進した感があってうれしいです。
断裂後1か月はこんな感じです
切れたのは左足で手術はしていないため傷跡はないです。が、まだまだ足首は太く、アキレス腱は触れば固くなっているのですが、写真ではまだはっきりとはわからない状態です。足首から下は皮がいつもむけています。たぶん腫れているから?
ギプスを1か月してたので、ふくらはぎに力が全然入りません。右足に比べて冷たいです。あと、朝と夜ではむくみでふくらはぎの太さが2cmほど違います。これから、アキレス腱とふくらはぎが連動するようにリハビリしていきます。
アキレス腱断裂から10日 歩行療法での生活に慣れてきました
9,730歩 会社往復だけでこれぐらいの歩数になります。
アキレス腱切ってからやっと10日が経ちました。ギプスで固めているだけなので、治ってきている実感は正直ないのですが、歩行療法のガニ股歩き生活には慣れてきました。10日経過した感想を書いておきたいと思います。
歩行スピードが上がってきました
いいのかどうかわかりませんが、ガニ股歩きのスピードが上がってきました。これはアキレス腱がつながってきたこととは関係なく、単にケガしていない方の足が鍛えられて、動かし方がスムーズになってきたからだと思います。ただ、今までは駅まで20分かかっていましたが15分ほどで行けるようになってきました。
むくみが収まってきました
仕事から帰って足を見ると、まだまだむくんでいますが、これまでの痛みのような感覚が収まってきている感じがします。午後から夕方になるにつれて、むくんで痛い、というか腫れているような感覚がずっと続いていたのですが、このごろ気にならなくなってきました。
生活全般がスムーズに
会社でのツッコミも一段落して、通勤ではどの電車のどのあたりに乗ればラクに座って行けるとか、仕事中は座りっぱなしにならないように適度に歩き回るとか、帰宅後は休憩する前にお風呂を済ませないとしんどいな、とか、ギプスでの日常生活が定着してきました。
アキレス腱断裂から9日目 足を怪我した人が思うありがたい気づかい
周りの方々のサポートに感謝
家でも職場でも、周りの方々のサポートに感謝する毎日。そのおかげで、ケガが治ったら、お世話になった方々への恩返しはもちろん、杖をついた見知らぬおばあちゃんを背負って横断歩道を渡りたいぐらいのホスピタリティ精神にあふれております。
今日は、そんなアキレス腱断裂治療真っ最中に感じた、周りの方のうれしい気づかいをご紹介します。 もちろん、個人の感想ですよ。
先に行っていただけるとラクです
仕事が終わり、駅までの道。いつもは10分ほどで駅に到着するところを20分ほどかけて歩いて帰ります。普段ならなんてことない道ですが、ケガをした足をガニ股にして歩くので、これがけっこう重労働。
「さて、帰るか」とちょっと気合いを入れてスタートします。
そんな帰り道に知り合いと会うと、今までなら駅まで話しながら歩いていたのですが、今は歩くのが激遅。一緒にゆっくり歩いてもらうのは申し訳なく。そして合わせてもらっているスピードにこちらが合わせるのも、遅すぎたり早すぎたりで、大変なときがあります。
遠慮なく先に行っていただけると気持ちがラクですが、足を引きずるけが人を置いて「先行くわ」ともなかなか言いづらい気持ちもわかります。私から「どうぞどうぞ、遅くなっちゃうので先行ってください」と伝える毎日です。
適度に距離をとってくれると安心します
足にギプスを巻いて生活していると、地面の凸凹に足をとられないように、どこかに足をぶつけないようにと、足元を常に気にすることになります。
そんなときに人が近づいてくると身構えてしまいます。普段なら気にならない距離でも、ナーバスになっているせいか、心の中で「きたきたきたきた、こっちに気づいてるかな?気づいてる?どうなの??」と焦ってスローダウンしてやり過ごします。
足をケガしている人がいたら、適度に距離をとってくれるとケガ人は安心します。
適度にイジってくれること
「アキレス腱切ったの?マジで?ウケるわ」と、適度にイジってもらったほうがラクです、はい。サッカーボール蹴っててアキレス腱切れたのですが「よくアジアカップ見てられるな」とか、はい。
しかし、ケガするとみなさんの優しさを改めて感じますね。ありがとうございます。
アキレス腱断裂から1週間 アキレス腱断裂して歩行療法ならすぐに揃えるべき3つのアイテム
9,611歩
会社との往復だけ。ケガする前より歩数が増えてる気がする。
アキレス腱断裂から1週間が経過しました
アキレス腱が切れて生活が一変したのですが、1週間が経過して片足が不自由な生活にもそれなりに慣れてきました。ギプス直後から通勤できて通常の生活に戻れたのは歩行療法ならではです。
ここでは、歩行療法を選択したらすぐに揃えておきたいアイテムを3つご紹介したいと思います。
お風呂のマストアイテム
以前にも書きましたがギプスしたままのお風呂はシャワーだけでも大変です。ギプスを濡らさないようにビニールで覆うなど、毎日大変です。
これはマストアイテムです。本当に便利。仕事から帰ってくると行き帰りだけで体力を奪われ、お風呂なんてどうでもいいぐらいクタクタです。そこからビニールやサランラップを駆使してギプスを覆ってお風呂となると、本当に大変。
そこでこのギプスカバー。これならズボンを履くのとほとんど変わらずに装着できます。ヒザのあたりはシリコンになっていてシャワーの水も入ってきません。このまま湯舟に入るのはちょっと勇気がいりますが、シャワーなら全く問題なく使えます。
ギプスカバーは100円ショップのルームソックスで
冬の外出時はギプスの上から100円ショップで買った大き目のルームソックスを履いて、このあと紹介するサンダルで出かけます。
このルームソックスもギプスを着けている間、ずっと使い続けるものなので2足分ぐらい買っておいてもいいと思います。足を冷やすと血行が悪くなり、アキレス腱の治りにもよくないとのことなので、温かいルームソックスがおすすめです。
毎日使うサンダルはカカト付きのものを
ギプスを巻いた足も使いながら歩いて治す歩行療法では、すぐにギプス用のサンダルが必要になります。私は自宅にあったサンダルを使ってましたが、カカト部分がないタイプだったので、10分ほど歩いていると脱げそうになりました。サンダルが急に脱げると、普段とは比べものにならないほど危ないです。
毎日履くことになるので、底が柔らかいタイプのサンダルはすぐにすり減ってしまいます。私の場合、左足をケガしたのですが、左足の左側がすり減ってしまい、だんだん歩きづらくなりました。
そこでこのギプスシューズ。カカト付きなので歩行中に脱げてしまう心配はありません。また、底も固めの材質なので、何日か使ってみましたが、すぐにすり減ってしまうこともなさそうです。
便利グッズは積極的に使おう
アキレス腱切れてギプス中は、ただでさえ不自由な生活なので、便利グッズをうまく使って少しでも快適に過ごせるようにしたいですね。
アキレス腱断裂から7日目 ギプス仲間に贈る少しでも快適に電車で通勤通学するためのポイント
歩数:9,951歩
通勤が始まり、一気に歩数が伸びる。
今日からいよいよ通勤
アキレス腱切ってから初めての通勤。これからしばらく、ギプス足を引きずりながらの通勤が続きます。少しでも通勤がラクになるポイントをギプス仲間とシェアしたいと思います。
時差出勤しよう
足にギプスしている間は人混みをなるべく避けて生活していきたいですね。
足のギプスに気づいてくれれば、みなさん通り道や座席を譲ってくれるのですが、ラッシュ時の人混みでは気づいてもらえないことも。満員電車には、なかなか怖くて乗れません。
ということで、出勤時間を1時間ほど早くして、ガラガラの電車で通勤することにしました。ギプスしていると、立っているだけでもかなり筋力を使います。電車で座っているのと、立っているのとでは、下車後に会社まで歩くときの疲労感が違ってきます。
あと、ギプスをしていると、筋肉を使わないせいか、かなり足がむくみます。特に午後になると、時間が経つにつれて、だるいたーい感じがどんどん強くなってきます。
時差出勤で早めに出勤して、可能であればむくみがひどくなる前に早めに退社して、帰宅後は横になってギプス足を心臓より高くあげてむくみ対策していきましょう。
ギプスアピールしよう
電車に乗るときは少し恥ずかしいですが、ズボンの裾をまくって、ギプスをアピールするようにしています。優先席ゲット率を上げる、という下心もあるのですが、ギプスを見せていないと、周りの人もケガ人に気づかず、ぶつかったりしがちです。
自分のためにも周りの人のためにも、ギプスを見せて「ケガしてますアピール」をしていきましょう。
座席を譲っていただいたら、ありがたく座らせてもらおう
ギプスアピールしていると、席を譲っていただけることも多く、本当に助かります。立ったまま不安定にしているのは、周りの方々にも迷惑になる場合もあるので、譲っていただいたら遠慮せず座らせてもらってます。
ギプス生活は本当に大変ですが、またケガをしないように気をつけて通勤を続けていきます。